
最近、コメ離れが進み農家が悲鳴を上げている。その一方で歯止めを掛けようと農家は品種改良に取り組み、全国至る所でブランド化が進んでいる。以前は、美味しいコメというと「コシヒカリ」に代表されていたが、今は、ブランド米の一つに過ぎなくなっているようだ。私もコメのご飯は夕食だけだ。それだけに炊き具合に拘っているというかうるさい。妻もさじを投げて「自分で炊いたら」という訳でもないのだが、自分で食べるご飯は自分で炊いている。妻と私は基本的に炊きあがりの米の固さが違うので一緒に炊けないことが主要因だ。私の炊き方をお披露目すると
@ コメは、玄米を地元で購入して、三日分の量を自宅で精米している
A 精米後は、冷蔵庫で保存
B 1合を研ぐ(研ぎ方に拘りがある)
・コメをボールに移し、コメについている汚れを落とすために水を入れて軽くかき回す。
・汚れた水を流し、少量の水で軽く20回ほどかき回す
・3回ほど水で流すと澄んだ水になる
C 炊飯器の水の量は、固めのメモリに合わせる
D 朝、研いで夕刻までそのままにしておく。(夏は部屋の温度が上がる時は、冷蔵庫に入れる)
E 最近の炊飯器には早炊き機能が付いているので、「
早炊き」にする。ここがポイント
F 炊きあがったら、下のご飯を
軽くひっくり返すようにして混ぜる
・蒸らす時間は5分ほど
2年ほど前、炊飯の時間を間違えて早炊きをしたことが有った。炊き上がりの美味しさに驚いたことがあり、その後、早炊きをしている。
先日、テレビで美味しいご飯の炊き方を放映していたが、私の炊き方は名人たちの極意と遜色なく、名人の領域に達しているのではないかと悦に入っている。
品種だが、これも食べ比べれば味が違うのだろうが、余り拘りは無い。那須の米は芦野(横岡)、伊王野、沼野井地区と、美味しいコメが採れるので困ることはない。受講生を通して分けて頂いている。今は、60kgを食べることはないが、以前は、30sを農家の冷蔵庫で保存して頂いていた。ささやかな拘りで美味しいご飯を頂いている。因みに食べ過ぎは血糖値を上げることになるので、1合は二日分の量である。