2022年02月08日

石原慎太郎著「老いてこそ人生」

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「石原慎太郎氏」が逝ってしまった。満89歳。この一週間テレビで連日訃報が放映されている。「小説家で政治家」というフレーズが正しいらしい。私には芥川賞作家より議員、都知事の顔が身近に感じるが、歯に衣を着せない物言いに共感を得た人も多かったのではないだろうか。次男良純氏と私邸の庭での懇談が放映されていたが、政治家より父親の表情だった。
 石原慎太郎氏の本が無いかと書棚を探すと「老いてこそ人生」が出てきた。本には「八重洲ブックセンター、2002年8月購入」とメモってあった。現役時代会社帰りに購入したものだろうが、何故この本を購入したのか記憶を辿れない。慎太郎氏が69歳の時の作品になる。「老いを迎え討ち、人生の成熟の時代をさらに成熟させて、人生という劇場の決して短くはない最後の幕をたっぷりと味わっていくためには、人生の経験を重ねてきた人間としての意識を構えて、老いをしっかりと見つめて味わうことだろうと思います。世にいろいろ味わい深いものもありますが、自分自身の老いていく人生ほど実は味わい深く、前後左右を眺めれば眺めるほど面白く、味わい深いものはないのです。」とあとがきで記している。自説「付録の人生」と思っているが、これを機会に再読してみようと思う。
posted by はらっち at 22:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記