
薪ストーブ生活に入って18年になるが、最初は試行錯誤だった。薪ストーブに関する知識が全く無く日々の利用方法も真面に出来るようになったのは4シーズン目くらいだ。数多くの知識の一つに薪の準備がある。一時期出来合いの薪を購入したことがあるが、大半が2mの原木を購入し45cmに玉切りし機械または鉞(まさかり)で割っている。結構な労働だ。
我が家では11月中旬から翌年3月末頃まで使用するが、それに使用する薪の量は、8㎥(リューベ)が平均。原木重量では5トン位になる。薪は、3年物がベストと聞いているが、我が家の庭では、3年分24㎥の保管場所がなく、1年分が良いところで1〜2月ごろに翌シーズンを準備している。保管場所は南向きの軒下と薪棚が主で陽当たりが良く乾燥には恵まれているが、今シーズンの初めは、昨シーズンの残り約1㎥がありそれを最近まで燃やしていた。燃焼温度も高い。1年物と違って2年物は流石に燃えが違う、ストーブのガラスもススで汚れることが殆どない。薪ストーブは、エアコンやファンヒーターと違って生き物のようで気を逸らしていると拗ねて冷えてしまう。炎や燃焼温度を見たりして最善の燃え方に気を遣う。寒さが厳しくなると薪ストーブの温もりが有難い。