
「最近、食生活変えましたか」そのような話から3ケ月定期診察が始まった。今回の診察には、来月予定の白内障手術の予備検診が含まれている。血液検査も半年ぶりだ。2年前から血糖値の値が基準値を超えて指摘されていた。「1日2リットルの水分補給、運動、糖分の取り過ぎに注意ですよ」と。HbA1cは基準値を超えて6点代半ばで推移していたが、今回は7点台に突入した。これを指摘された。「食事に気を付けてくださいよ」との助言で具体的な診断を下さない。よくある「経過観察」と云う類だろう。残念ながら親身に診断を下しているとは思えない。「眼科治療には内科的には問題ないと報告しておきます」という。
診察を終えて院外薬局に薬を受け取りに行った。薬剤師と顔馴染みになるのも如何なものかと思うが、話し易いのは有難い。今日有ったことを何気なく話題にした。すると真剣な顔で深刻に考えるべきと指摘される。「そんなに値が急激に変化したとすれば、食生活で何かあるはずですよ、思い出してみてください」という。「ポリフェノール入りブドウ水とかを飲みだしたかな、水分補給に」というと「それダメです。果糖が多いし、水分は吸収が早いんです、すぐ止めた方が良いです」と医師より薬剤師の方が参考になる。
香川の友人は、血糖値の上昇対策に間食を一切止めて、功を奏しているという。間食は最近全く取らないが、水分補給の質を変えることにしている。優柔不断、自分に優しい性格を断ち切って現在の気持ちを維持できるかだと、自分に言い聞かせている。