
" 薪用原木の玉切り (3月24日)”
来シーズン用の薪の準備をしている。先日3トンの原木を玉切りして機械割りしたが、やはり少なく原木を2トン注文して、今日の午前中半分を玉切りした。玉切りにはエンジンチェンソーを使用するが、大分経験も積んで様になってきたと自負している。移住して初めての冬は、電動のチェンソーでソーチェーン(チェンソーの歯)の保守管理も判らず、又、電動で馬力も低く玉切りに手を焼いたことが思い出される。その後、NPOの伐採グループに参加した経験からいろいろなことを学んだことが今活かされている。
玉切りの作業効率は、チェンソーの使い方で決まる。原木にソーチェーンを当てる角度(切り込み角度)と、回転数のあげ方、そしてソーチェーンの切れ味である。目立てが良いと原木を切り始めた時の手に伝わる木に食い込んでいる感触でわかる。その時は大きな切粉が出来る。切れ味が悪くなると切粉が細かくなりソーチェーンも木の上を滑るような感触に変わってくる。切断面も滑らかでなくなってくる。ここまでくると目立てが必須だ。
これまでソーチェーンの目立てに大分挑戦した。目立て用の工具も購入したが、新品のような切れ味にはほど遠いことから、今では、業者に目立てをお願いしている。一回の目立てで1100円、新品購入金額の約半分だ。原木の種類、乾燥度にもよるが、一回のソーチェーンで2トンは確実に切れる。明日天候が良ければ切り終わるはずだが、天候が心配だ。