
”火曜日限定「お蕎麦ランチ晴れの日膳(4月25日)”
コロナ禍が友人夫妻との再会を阻んでいた。「久しぶりに那須へ行くのでランチでもしないか」と数日前に嬉しい連絡を貰う。前回談笑したのがいつなのか思案していると2017年以来という。自宅近くのホテルに滞在し、昨日は奥方のご先祖の墓参に出掛けたようだ。今朝、ホテルに出迎えに行った。久しぶりの再会に全身喜びに溢れているのだが、派手なハグをするでもなく、年相応と云うべきか右手を差し出し握手し、奥方とは旧姓で呼びそうになりそれを堪えて笑顔の会釈で再会を祝す。
ホテルからは遅い出発で10時前に那須街道を茶臼方面に車を走らせた。特に予定を組んでいる訳でもなく、国民休暇村での「なすべん」か、ロルモのイタ飯にしようかと考えていると、友人は食欲が無いという。急遽、「カフェ杉と胡桃」の限定そばを思い出しそこでランチをしながら談笑することに予定を変更。峠の茶屋まで車を走らせたが、周りの景色は下界と違って冬眠中。駒止の滝の観瀑台で小休止し、ランチへ。峠の茶屋からは、流石に時間が掛り30分を要した。
いつも利用しお気に入りのソファー席が使用中でテーブル席へ。車中でも話が途切れることは無かったが、席に着くと輪を掛けて話題は尽きない。特に入社当時の同僚達の近況には、昔の話を含めて話が弾む。
限定「晴れの日膳」は、何回か食べ損なっていて今日が初めてである。「冷たいもの、温かいものどちらにしますか」という、「温かいものを」を云ったが、付け汁を問い掛けられたと勘違いしたことが、膳が届いて気が付いた。本膳(胡桃蕎麦)、栃もちのつゆもち、さしみこんにゃく、デザートに胡桃のアイスクリーム、コヒーが付く。美味しく頂いた。知らぬ間に友人夫妻に大人払いを許してしまい、会計時に反省。
お互いに健康を維持して再会を約束。友人夫妻は2時過ぎに出発するホテル仕立のバスで帰路へ。