
" リスボン紀行(2013.5)”
毎年、10月には海外へ出掛けているのだが、今年は叶わなかった。理由は、愛犬を留守中世話する人間がいなくなったからである。動物病院等預かってくれる施設は幾らでもあるのだが、「可哀そうだから」と妻が決断できない。時々愛犬に向かって「貴方のせいで旅行に行けないわ」と愚痴をこぼしている。
そのような最近の我が家の空気だが、最近新聞紙上に格安の海外旅行広告が目に付く。「ポルトガル8日間16万円」の文字に、「バカな」と旅行日程、航空会社、サーチャージは、と目を凝らす。ホテルのクラスは判らないが、大手のツアー会社であれば、手抜きは無いはずである。円安なのにどうして安いのか、春先の渡航であれば季節的な理由でも無い、最近テロ事件でヨーロッパ行きが減少していると聞く、この対策?。理由が見つからない。
この記事をみて、更に妻の愛犬への風当たりは強さを増すはずだ。そう云う小生も、地球儀に目を凝らしては、バルト三国、北欧三国に想いを馳せている。