
" パンフをスキャンして拝借 ”
小雪の降る中を「フォーラム那須塩原」へ向かった。3連休の初日だが、毎日が日曜日の年金生活者には、障害はない。パソコンでチケットとゆったりと座れる座席を予約し、上映時間に遅れないように9時過ぎに出る。今日観るのは「7つの会議」、あまり邦画は観ないのだが、池井戸潤作ということと企業ものということで興味を持っていた。1番スクリーンの最も座席数の多いホール、3〜4割は埋まっていた。ゆったりと中央付近のJ16席に座る。両サイドは空席だ。余程でないと隣席が埋まることは無い。ところが上映が始まる前に、隣席にスーツ姿の男性が座った。女性なら目をつぶらないこともないが、男性となると怒りがこみあげてくる。「ここは都会とちゃうよ」と。
物語の舞台は、企業で最近話題になるパワハラや、ノルマ至上主義、企業の隠ぺい体質などを豪華俳優陣が展開して行く。主演の野村萬斎の低温で響き渡る声量を耳にしながら、スクリーンの中に自分を置いてみる。白物家電を製造する親会社の会議室としては豪華すぎないか等と些細な所を気にしながらも楽しく鑑賞した。、