
「田舎暮らし」は十分に満足しているのだが、時々デメリットに遭遇する。独学で習得しきた知識・技能を基礎から体系的に学び直そうと奮い立った。ネット上でいろいろと検索し、やっとたどり着いたのが宇都宮の施設だ。今月中は、キャンペーン期間中で10%OFFのメルマガに誘われて、宇都宮まで施設見学へ行ってきた。片道68q高速利用で片道1400円。
「若い時は独学も苦にならなかったのですが、最近は集中力が落ちて講義形式が頭に入るようになりました。通学を検討して相談に伺いました」と。相手もさる者、「ご希望の講座ですと、この講座も関係しますので、今ならプラス3万円で受講できます」と売り込んでくる。1科目でも混乱している客の状況を理解していない。訪問販売の押し売りに近いぞ、と内心うんざり。カリキュラム、料金などを聞く。受講料も高額なのだが最も厄介なのは、往復の交通費、受講中の駐車料金だ。1日で3000円は超える。「帰宅して再検討し、明日中にご返事します」とその場を後にした。
田舎暮らしは、インフラの不備と文化的な環境に十分恵まれていない。都会暮らしではリーズナブルな費用で済むのだが、田舎暮らしで潤う生活費がこのような目的に余分に出費する。大人しくしていれば済むことかもしれないが、頭を使わないと認知症が早くやってきそうで怖い。それだけは御免被りたい、さてどうしたものか悩ましい。