2020年01月21日

さがんぼを頂く

aburatunozame1_2.jpg
  ” ネットより画像拝借 ”

 先日、「さがんぼ」の煮つけを頂いた。那須高原へ移住して間もなく「もろ料理」「さがんぼ」を耳にした時、同じ栃木県人として全く分からなかった。那須町在住の知人に尋ねると当たり前のように食している料理と知った。栃木県は、海無し県で冷蔵庫が無かった時代海の幸は限られていいた。私の記憶では最もポピュラーな魚は「塩鮭」だった。今思うとあの塩の塊を食べていれば高血圧になる人が増えるのは当然のことなのだろう。
 「さがんぼ」とは、サメ料理をいう。太平洋沿岸の気仙沼や茨城県の平潟港辺りから「棒ざめ」が運ばれてきたらしい。「棒ざめ」とは、「アブラツノザメ」の頭と皮を剥いだ状態をいうが、スパーにも切り身で並んでいる。この「棒ざめ」は、アンモニア質で腐り難く長持ちすることも、昔の流通の悪さをカバーした商品として重宝がられたようだ。文献などを紐解くと栃木県が主ともあるが、茨木県、福島県でも食されているとある。
 色いろな調理方法があるようだが、煮つけ、から揚げが美味しくいただける料理のようだ。白身でくせがない。頂いたS氏の奥方の調理の腕にもよるのだろうが郷土料理を美味しく頂いた。
posted by はらっち at 12:32| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
お正月料理の定番でした。煮こごりを白米に乗せて混ぜ込み食べましたよ。 画像のサガンボは上品そうな味付けに見受けられます。私が食べていた祖母の煮付けは ズバリ醤油色〜 
Posted by 那須美 at 2020年01月22日 10:25
不自由さを思い、差し入れして下さるなんて、嬉しいですね。

『古事記』の中の「因幡の白兎」のお話しです。
岩の島に住む白いうさぎが、柔らかい草が生える稲羽(因幡)の国になんとか渡りたいと考え、海にたむろしているワニたちに-----この後はご存じの通りです。
もう少し、というところでシロウサギはうっかり「や〜い、お前たち。騙されたな」と口走ってしまった。 (口もと注意ですね)
大国主命がくるまれと教えたガマの穂には、火傷や傷に効用があることを、古人は知っていたのでしょう。

白いうさぎに騙されて、対岸まで並んでしまった「ワニ」とは、このアブラツノザメをいうらしいのです。
大坂ではこのサメが食されるのは、夏のお盆前後でした。姿のまま、大きさ70センチのサメ(古代はワニと呼ばれていた)がど〜んと並べられているのを見ると、食欲よりも「怖い」が先に立ちました。
結局今まで口にすることなくきました。惜しいことをしたのかもしれません。

(昨日うっかり「書き込み」を押さなかったようです。再送します)
Posted by なすやま at 2020年01月23日 08:51
那須美さん

 地元の方には定番の料理のようですね。以前、栃木市の蕎麦屋に入った時
この話題で盛り上がりましたが、栃木でもその方は馴染みがあるとか。
ところで、那須美さんのコメント入力は、IPHONEですか?
時々文字化けしますね。
Posted by はらっち at 2020年01月23日 09:20
なすやまさん

 貴重な情報を有難うございます。確かに、アブラツノザメは、1.5m位まで
大きくなるようですが、店頭に並んでいるのは、調理しやすい小ぶりな
棒ざめですね。最初は、「もろ」と表示されていて何の魚か判りませんでした。
Posted by はらっち at 2020年01月23日 09:26
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