
” ビネンホフ(左の建物、マウリッツハイス美術館)2008年12月”
外出自粛になってから、海外旅行番組をこれまで以上に観る機会が多くなった。最近では、「関口知宏のヨーロッパ鉄道旅」が再放映されて録画して観ている。昨晩は、「オランダ編」だった。スタートが「デンハーグ」でフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」等の展示で有名な「マウリッツハイス美術館」が紹介されていた。「マウリッツハイス美術館を初めて訪れたのは、2008年12月8日だった。時々冷たい雨が降る街歩きには好ましくない天気だったが、念願の美術館目当てに足取りは軽かった。美術館の入り口はシンプルで見過ごしそうだったが、入り口に行くと「本日休館」の案内に唖然、叶わないと思いながら何とか観せてもらおうと警備員に粘り強く交渉をした。その理由は翌日帰国する予定に他ならなかった。止む無く、翌日、アムスエルダム中央駅の一時預かりロッカーの7時開店を待ってスーツケース類を預けて、デンハーグを再訪した。10時の開館に並ぶと、我々の後ろは同じく日本人ご夫妻だった。やはり月曜日休館を下調べせずに同じ過ちを犯したらしく、大笑いしたことを思い出す。帰国時間を気にしながらの鑑賞だったので、ゆっくりと鑑賞したいと2010年に再訪した。思い出深いデンハーグである。