
年賀状を作らなければと気持ちが焦り始めている。例年のことだ。もっと早めに準備をすれば良いと思うのだが、切羽詰まらないと始めない悪い性格だ。まず、今年頂いた賀状の再確認をしてアプリを整理する。その中で気になるのは喪中のハガキである。 師走に入ると喪中の便りを受け取ることになる。今年も12通の悲しい便りを受け取った。差出人に見慣れない女性の名前を目にすると、絶句する。慌てて文中を走り読みする。最近のコロナ禍内輪でお見送りしたようなくだりを目にすると一層悲しみがこみ上げてくる。その中には青春時代に写真を学ぶために夜学を共にした友人も含まれる。又、この機会に新年のご挨拶は、今回で失礼しますとの、コメントも最近多くなってきた。SNS時代という事もあろうが、断捨離の一つかもしれない。まだ気持ちが続く限り、ハガキの良さを持ち続けたいと思う。