
" 現在のオフィスから東京湾を望む ”
世界貿易センタービルが浜松町地区の再開発で取り壊されることを耳にした。ネットを開くと「東京都港区に位置する浜松町は、東芝をはじめ、コニカミノルタやオリックスなど、大企業が本社を構える日本でも有数のビジネスエリアです。また、観光地としても人気が高く、「浜離宮恩賜庭園」「旧芝離宮恩賜庭園」「増上寺」など、格式と風情があるスポットが点在しています。その中心地にある浜松町駅から東京タワーまで直線距離で約1.1km、虎ノ門ヒルズまで直線距離で約1.4kmと、それぞれの迫力ある姿を間近で見ることができます。そんな浜松町駅周辺では、大規模な再開発プロジェクトが目白押しです。
概要をご紹介すると、東京オリンピック・パラリンピックを見据えた浜松町駅のリニューアルが既に行われ、浜松町駅西側では駅直結の「世界貿易センタービル」の建て替えプロジェクトを中心に複数の再開発が進められています。」とあった。
貿易センタービルでは、東京支社が10階フロアに有り20歳代後半から30歳代半ば場まで過ごした。国鉄浜松町駅、モノレール駅も隣接して出張するには極めて便利なビジネス環境だった。仕事を終えてその足で新幹線に乗り大阪へ出張する機会も多かった。当時は、今の様に新幹線の本数も少なく指定席をとることなく飛び乗りが多かったが、自由席で座れないこともあり、その為にサムソナイトのアタッシュケースを購入し椅子代わりに3時間座って移動したこともあった。そのアタッシュケースは今でも健在でカメラ講座の備品入れで利用している。
又、オフィスの一角が映画「日本沈没」で対策本部として利用されて東京湾を望むシーンに登場した。東京湾直下型の地震の時は、震度4だったが足元から突き上げられる揺れに驚いたことも忘れられない記憶である。今では、貿易センタービルを訪れる機会は殆どないが、思い出は尽きない。取り壊されるニュースに一抹の寂しさを感じている。