
蘭の数も少なくなった。一時期は80鉢を超える数に室内温室二つでも間に合わなかったのだが、今では一つで済む様になった。終活でもないのだが、新たな鉢を購入しないことを数年前から決めていて、蘭に対する愛情の冷え込みと共に鉢を減らす結果に繋がっている。それでもオーナーの冷ややかさに耐えている蘭達は冬場になるといつものように開花し、癒してくれる。今日は、温室内で開花している「セロジネ」を取り出して居間に飾った。「セロジネ」は、ヒマラヤ山麓に開花する蘭の一種だが、故江尻光一さんにて日本で陽の目を見られたと云われている。この我が家の「セロジネ」も須和田農園育ちである。