
” 黒田原まちなか広場(8月31日)”
庁舎を訪れた序に黒田原駅前を目的もなく散策した。その時に新装なった「黒田原まちなか広場」に気が付いた。場所は、JR東北本線黒田原駅前通り(143号線黒田原停車場線)で、旧立正佼成会跡地である。ステージは、大分前から敷設されイベントに利用されたいたが、敷地を囲む塀と広場が芝生に整えられた。町の施設として利用基準も明確になった。
以前、建物の中を覗く機会があったが、中々興味深い佇まいになっていた。建物が利用できないことを庁舎の担当者に聞くと、耐震基準をクリア出来ていないようだ。耐震基準を満たすとなると費用が嵩むのは明らかだ。
黒田原駅は、鉄道の開通で那須地方の物資、特に薪炭が京浜地方に移送される拠点となった。一時期関東地区で美容院の数が最も多い街だったとのこと。それだけ商人、業者の往来が多かったことを物語っている。現在は、さしずめ那須町の銀座通りの駅前通りも人影が少ない。「まちなか広場」の出現がマグネット効果を発揮して賑わいが戻って欲しいと願う。