
" 黒田原地区の道路元標(12月3日)”
那須町には三基の道路元標が存在する。これは、大正8年に勅令された「道路法施工令」に基ずき、市町村に一基置くと定められたものである。その当時那須町は、那須村、芦野町、伊王野村と分かれていたので三基になる。現在は、庁舎近くの道路際に、芦野は郵便局の前に、伊王野は旧伊王野小学校近くの交差点にある。国内で最も有名なのは、東京日本橋であろう。現在の那須町の道路元標は、昭和29年の町村合併によりその役目は失われてしまった。また、設置時の場所から移転しているので当時を知ることは出来ない。知る人ぞ知るということで余り陽の目を見ていないようだ。