2022年01月12日

退院後の経過観察の心温まる電話

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 今年ほど年明けから雪に悩まされることは経験が無い。午前中で止んだ雪も夕刻ホワイトアウトのような天候に変り、現在19時降り続いている。
そのような天候をうっとおしく思っていた頃、1本の電話があった。電話機のナンバーディスプレーに、3か月前まで妻がお世話になっていた病院からの電話だった。「温泉病院のK林です。退院されて3カ月が経過しましたので、ご様子は如何かと思い電話いたしました」とのこと。退院1カ月後にも回復状況を気遣う電話を頂いた。通り一遍のご挨拶をした後、妻に受話器を渡した。5か月間もお世話になり、すっかり気心が通じ合っているのだろう、快活な話し声が居間中に広がっていた。
 私も過去に2週間の入院生活を経験し、妻は不幸にも数度の長期入院経験をしているが、このようなアフターケアを頂いた経験が無い。今は、最大入院期間も限定されて放りだされる医療事情だ。退院させるとそれで医療行為は終わったと判断しているのだろうと勘繰りたくなる。この温泉病院の対応は体質は何処から来ているのだろうか。医療行為の有るべき姿を映し出しているように思う。妻にとっては、どの様な薬より効果があることは明らかである。
 余談だが、類似した話題がある。大分昔になるが、大手自動車メーカーの代表者が「車は廃車になるまでが私達の品質管理であり、事業です」と言っていたことを思いだす。その会社は、今は世界中で最も自家用車販売数を誇る会社になっている。冷え込んだこの時期に心温まる対応に感謝、感謝である。
posted by はらっち at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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