
”那須街道赤松林付近(5月2日10時頃)”
那珂川に架かる晩翠橋近くの分岐点より県道17号線(那須街道)が茶臼岳に向かって上り続ける。その分岐点近くから赤松林が続き、林中には遊歩道が整備されて日々散歩のメッカとなる。約4km続くが県道の両側には紫陽花が咲き誇り、別名紫陽花街道とも言われる所以である。また、5月連休時はつつじが咲き、県道を彩る。紫陽花が終わるとヤマユリが楽しませてくれる。赤松は、老朽化と害虫の被害を受けて以前のような整然とした風景ではない。植栽も進んでいるので復活を望みたい。

” 赤松林内の春リンドウ(5月2日)”
スナップした後、街道を歩くのは危険と思い、遊歩道を歩こうと林の中に立ち入り何気なく足元を見ると、可憐な紫色の小さな花が目に入った。春リンドウのようだ。赤松林の中に過去、何回かスナップに来ているが初めて目にした。林の中はまだひんやりとする陽気だが、草花達は正直だ。 那須インターより山方向は渋滞しているが、赤松林付近は車の数も少なかった。