
” 酔芙蓉 (9月15日)”
今年もこの時期になると呑み助が集まってくる。チョット例年より早い。昨年には大株になって見上げるほどに成長したが、今年は、大株が疲れ果てて寄り添うように新しい株が出来て、背丈ほどに成長している。
酔芙蓉は、名前から想像がつくが酔っぱらいの花だ。と言ってふしだらな酔っ払いではない。朝、白花を付けると酒が進むと徐々にピンク色から赤色に頬を染めて行く。一日草である。何とも粋な名前を付けたものだ。 酔芙蓉を知ったのは、「蚊帳の中から 花を見る 咲いてはかない 酔芙蓉〜 ♪」石川さゆりの「風の盆恋歌」の一説からだ。歌の原景にある越中おわらの風の盆踊り、酔芙蓉が咲く度に一度は訪れてみたいと思うが中々実現しない。