
”那須町庁舎待合室に並んでいる避難カード(10月20日)”
久しぶりに那須町庁舎に出掛けた。用件は「広報モニター会議」である。正面玄関を入るとソファーが並び「待合所」になっている。既に来られていたNさんに挨拶をして、周囲の展示物、頒布物をくまなく見て回ると、一角に「わたしの避難カード」が並んでいた。興味をそそられてポルトガル語を手に取ってみた。ポルトガル語が判る訳でもないのだが。フィリピン語、中国語、韓国語、スペイン語、ネパール語、ポルトガル語の6か国語。Å4サイズの両面印刷で折りたたんで持ちやすいポケットサイズになっている。折り畳みを開いてみると、「個人データ入力、避難場所、緊急の電話番号、避難を知らせる言葉、避難する時に持って行くもの」等が日本語と併記してある。発行元は「栃木県公益財団法人栃木県国際交流協会(TIA)」。6か国語に英語が入っていないのは、在庫切れか政策的なものか不明。この6か国語は、栃木県の在留している多い外国人かもしれない。災害大国日本、在留外国人の不安解消の一助になるだろう。傑作と見た。
10年ほど前には、確か140名弱の外国人が在留していた。出身国は数えきれないほどだったが、現在はどうだろう。庁舎の関係者に問い合わせているが、その内データ提供してくれるはずだ。