”広報那須12月号記事より拝借 ”
広報那須12月号に興味深い記事が掲載されていた。タイトルは「伊藤忠テクノソリューションズ株式会社X那須町(那須町における持続可能な交通サービスの共同研究に関する連携協定を締結)」。下段には約300文字でそのあらましが解説されているが、具体的に何をするのか理解できない。もっと町民に読者に判り易い、興味を引くタイトルで有って欲しいのだが。まず、伊藤忠商事は名の知れた総合商社とは理解しているが「伊藤忠テクノソリューションズ」とは何者ぞ。とネット検索をする。するとどうだろう、プレスリリースの最新に本案件の記事について詳細に解説している。「那須町でオンデマンド交通の実証実験を1月16日から始める」とある。慌てて那須町のHPを開いてみるが、そのような記事は見当たらない。共同事業の場合、プレスリリースは同時期に配信するはずなのだが。
那須町の人口は減少の一途を辿っている。人口の半数以上は私のような町外からの移住者で占められているらしい。現役時代に購入し余暇を楽しんだ別荘を退職後定住の住家として暮らし始める方が多いと聞く。加齢と共に生活に関するインフラが十分でないことに気が付く。その一つが移動に関する「足」である。高齢化と共に車運転が不可能になり自力での移動が出来なくなる。縦長の那須町、町外に分散する各種インフラは移動の手段としてオンデマンド交通充実の期待も大きいだけに、本件が成果を上げて欲しいと願う。