田舎暮らしの応援団の一人は、ネット通販だろうか。いや、田舎暮らしに留まらず購入手段が変化して商圏が拡大したことが大きいかもしれない。移住してからネット通販をよく利用する。特に直接品定めをしなくても良いような定型商品でそれがナショナルブランドとなれば尚更である。
しかし、困ることもある。アパレル類の場合は、色合いや寸法、着心地がネット上で判断した場合と異なる場合だ。交換処理や返品処理が面倒になる場合が多い。今回も、普段着を注文するとサイズが合わなかった。返品交換しようと係に連絡を入れると二つ返事で交換に応じた。これはどこの通販会社でも行われることが多いが、返品時には梱包材量が無ければ不要、簡易な袋詰めOK、新しい商品をお届けの時に不要品を宅配業者に渡すようにとのことだった。穿った(うがった)見方をすれば、これらに関する費用は、コストに織り込み済みとも取れるし、顧客固定化の戦略とも取れるが、顧客の視点では有難い。その戦略にまんまと嵌ってしまっている。