
" 冬の芦野遊行柳付近(2月14日)”
時々、クリーンステーション那須へ。その序に28号線(大子那須線)を10分ほど走ると294号線(奥州街道)芦野駐在所前交差点と交差する。左折し400m程走ると遊行茶屋に辿り着く。そこから遊行柳を望むことが出来るが歩いても2〜3分の距離である。
遊行柳は、芭蕉が門人曽良を伴って訪れた所として知られている。その時の旅日記が「奥の細道」である。那須には、高久角左衛門宅に2泊、那須温泉では五左衛門宅で2泊し、芦野に向かい遊行柳に辿り着いたようだ。その時に詠んだ俳句の「田一枚植えて立ち去る柳かな」句碑が建てられている。この後芭蕉と曽良は、芦野に宿泊せず40km離れた白河の旗宿まで辿り着いている。一日に約70kmも歩いたことになる。ここにいつも訪れる度に疑問が頭をよぎる。