「ナイスオン」「はらっちさん、よく見えますね」と。200ヤード先のゴルフボールが易々と見えたのは3年前の話になる。今では飛んだ先はボールに聞いてくれ、状態になった。今年は免許更新の年、意を決して眼科に足を運んだ。「右は0.9ありますから大丈夫ですよ。でも左目は黄斑に歪みがありますね、水晶体も濁っています」との診察。黄斑の歪みは、物が歪んで見えるようだがそこまでは進んでいないようで、経過観察となった。
水晶体が濁っている画像を見て白内障の実態を初めて知った。症状は進むであろうと機能低下が激しい左目だけ手術に踏み切ることにした。水晶体を取り除き人工のレンズに取り換えるようだが、将来再交換は不可とのこと。また、人工のレンズは単焦点と多焦点2種の計3種類がある。水晶体は厚みを変えて自動的に焦点を合わせるオートフォーカス機能、これが単焦点の固定になる。周りの経験者によると極めて快適という。この歳になると人生の先を見通す必要は殆どないが、遠くがクリアに見通せることは有難い。一月後にその結果が判明する。