
先日、内視鏡で胃がんの摘出手術をした友人が病室から電話を掛けてきた。「いや〜一番辛かったのは、陰茎への導尿カテーテルの挿入だね」という。友人は、2度目の体験で初めての時の辛さが分かっていただけに身構えていたらしいがやはり辛いという。症状は最も初期のステージ1だったらしい。掛かりつけ医の診察で肝機能の低下を指摘されて、専門医を紹介されて肝臓の検査をすると、その時に血液検査で炎症反応があり、胃、大腸の検査を勧められ胃カメラで癌症状が判明した。この時肝臓専門医師の適切な診察が友人を救ったともいえる。
一昨年前、妻がリンパ腺を腫らして診察を受けた永世中立国と似たようなマークの病院の医師「疲れが原因でしょうから様子を見ましょう」と診察し、後日生死をさ迷うな事象になったのとは大違いだ。医師の医術の差だろう。
大病院、総合病院への医療の偏重対策として「掛かりつけ医」制度が導入されて久しいが、果たして総合診断が出来、的確に二次診断先を紹介できる医師がどれほどいるのか疑問を持つ。病気の症状の原因は、診療科一つに限定できない場合もあるだろう。そうなるとたらい回しが起きないとも限らない。先日、眼科を受診した時「掛かりつけ医の内科で心電図、血液検査を受けて診察データを持参してください」という。最近は、内科の受診は記憶を辿らないと分からないくらい以前のことになる。幸いにして3か月毎の診察を受ける脳神経外科で対応していただけることになった。専門医は掛かりつけ医には不適なのだろう。総合診察が出来るクリニックを探しておいた方が良さそうだ。 友人の入院に際して、医師の医術の差を痛感している。
あらゆる点において、運も良かったですね。
執刀医も、自信に満ち「私、失敗しないので!!」とまでは言わないまでも、見るからに頼もしかった。
まぁ、ガン年齢に達したという認識を新たにし、検診だけは怠りなく受けようという思いを持たされました。
お互い、そんな歳になったのですね。
癌は早期発見が完治の条件と云われているので、発見の医師には
特に感謝では無いですか。本来は、それが普通であるべきでしょうけどね。
昨日、PET-CTの結果が届き、現時点では兆候なし、との朗報でした。
穿った見方をすれば、解析する医師の腕に掛かっているともいえるので
その点は見えていませんね。苦痛を伴わない検査、当分これです。