
年度が変わると町から集団検診の知らせが届く。毎年の事である。60歳以上だったろうか、全ての検診が無料になる。胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、子宮がん検診なども60歳以下でも低料金で受けることが出来る。「あれっ、誕生日が来ていないのに加齢しているな」と年度中の誕生日を先取りされている。行政にも何か、データの集計か、それとも厚労省の通達か判らないがルールが有るのだろう。
2月にPET検診をやっているので、がん検診は必要ないのだが、大腸がん検診と前立腺がん検診、それと胸部X線検診だけは受診した。それ以外には血液検査、心電図、眼底検査が基本的な検診項目にある。
胸部X線撮影は、検診車で行われることはいつものことだ。「一番奥の車が空いていますよ」と看護師のアドバイス。車に入るとご婦人が一人順番待ちをしていた。「今日は、X線だけなの」と「バリウムは飲まれないのですか」「バリウムを飲むのだったら胃カメラの方が良いわ」という。「実は私も胃カメラ派です」というと「あらっ、お仲間がいたわ」と手を叩いて破顔していた。
昨年より、時間が掛った。コロナ対応の緩和で受診者が増えたのだろうか。最初の受付でも待たされた。昨年は15分程で終了したが、今日は30分程掛った。血糖値対策で、友人の勧めもあり間食を止めるなどささやかな対策を講じてきた。さてこの結果は一月後に判明する。