2012年10月29日

クロアチア旅行から帰国

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       "ドブロヴニクホテルベランダよりアドリア海の朝陽(10月23日)”

 最終日27日は、ザルツブルグ市内観光後ミュンヘン空港までの移動になった。峠越えの時は、一面の銀世界になっていた。空港では、出発までの時間もたっぷりとあり、同行のホーガン夫妻とラウンジでおしゃべりで時間を潰した。搭乗待合室に移動すると目の前には雪をたっぷりと積んだ翼がある。これで飛べるのか?という不安要素が素人の頭をよぎる。搭乗すると、離陸待機で1時間ほど遅れるとの機長からアナウンスが機内に流れた。その後、ゆっくりと機がゲートを離れると、滑走路手前で雪降しが始まった。やはり雪は除去するモノだと再認識。しかし定刻より2時間が経過した。成田着後、羽田より熊本空港へ帰る予定のホーガンご夫妻の心中を察する。席を移動し「不安ですね」と声を掛けると、「何とか帰るでしょう」ホーガン氏の笑顔が返って来た。定刻から1時間遅れで、成田に着く。「着陸遅延証明書」というのが有る事を初めて知った。それがどのような役割をするのか判らないが、ホーガンご夫妻の出費を抑えてくれる役割になることを期待した。
9時過ぎ、我々は無事帰宅。ホーガン夫人にメールを入れると最悪の返信が有った。羽田で泊まり明日の帰宅になるらしい。ホーガン夫妻には、重い思い出が加えられた。
すぐには写真の整理も予定がたたないが、記憶が薄れないうちに思い出を整理しようと思う。


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2012年10月27日

クロアチア紀行ー3

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     ”クロアチア高速道路Å1を走る(車内より)”

今日は最終日、午前中の観光(ザルツブルグ市内)を終えるとミュンヘン空港へ向かい、午後9時(現地時間)に帰国の途に着く。
夕食時は、もっぱらこれまでの旅行体験記で盛り上がる。ツアーで最も悪評が高いのはバス移動時間の長さで一致する。今回も最初から最後まで一台のバスで移動した。バスは、ザグレブのバス会社らしいが、ミュンヘンからドブロヴニクまで南下しザグレブへ上がりザルツブルグからミュンヘンと途方もない距離を走った。最長は、ドブロヴニクからプリトヴィッツまでの450kmになる。東京から京都位になるだろうか。エジプト、トルコでも同様なことがあるらしい。小生もスペインでそのバス旅行を体験した。一般的なツアーとなると、バス移動は旅行会社のコスト面で避けられないらしい。ツアー選択時の一要素になるかも知れない。
バス移動で思い出した。欧州には、高速道路オートバーンが張り巡らされている。ヒットラー唯一の社会貢献とも揶揄される。クロアチア、スロベニア、ボスニアの高速道路では有料らしいが、料金は極めて安いと言う。制限速度130km、一般道路では80kmの制限標識があった。やはり長距離移動は、列車、飛行機が望ましいが懐具合と相談になる。今回最後まで無事故運転をしたネロさんに感謝。
外はまだ闇に包まれているが、最高気温は6度とテレビで放映されている。さ〜て最後の観光に出発である。


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2012年10月26日

モスタルへ

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   ”ネレトヴァ川にかかる石橋、スターリ・モスト”

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの「モスタル」を観光した。トロギールを発って200km余の距離である。この石橋は内戦時に爆撃にあい崩落した。この模様は、BBC記者の撮影記録が博物館で放映されていたが、それを観ていると息が詰まり、目頭が熱くなるのを覚えた。今は、再建されユネスコの世界遺産になっている。

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    ”街中の銃撃跡が生々しい建物”

 モスタルに着くまでにも街道筋には、内戦の跡が生々しく残り20年近く経過したのに、修復がされていない。この内戦について、詳しい事を知らない恥ずかしさがある。地元では、「リトルヒロシマ」と言って、歴史に語りつごうとしているようだ。帰国したら、ユーゴスラビア当時からの経緯を調べて認識を改めてみようと思う。
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2012年10月24日

クロアチア−2

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    ”山腹中段を高速道路が走る”

トロギールからスプリットを経てドブロブニクへが今日の行程である。
アドリア海沿岸をスリリングなドライブが続く。台地は石灰岩が殆どで、対岸のラブ島真っ白な異様な姿を見せている。「あれ〜、木が生えてないようだね」と各人の感想も同じようである。

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    ”ディオクレティアヌス宮殿前”

世界遺産「スプリット」は、観光客で溢れていた。大型客船が入港しその観光客も多いとのことであった。南国を思わせるような白を基調とした町は、散策するにも気分が良い。世界遺産「ディオクレティアヌス宮殿」内部は、近代的ないろいろな店で賑わっている。世界遺産にこんなに手を加えていいものか、と疑問が残るが観光客はそれなりに満足しているように見える。ネクタイの発祥の地クロアチア、ネクタイ店にも足を踏み入れてみたが、今は、ネクタイを必要としない生活、それぞれに「ネクタイは必要ないね」と口を揃えている。
スプリット、「もう一度来ても良いかな」、と思わせる魅力的な場所であった。
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2012年10月23日

スロベニア・ブレット湖にて

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      ”ブレット湖畔 手漕ぎボート(10月21日)”

 三日目、ミュンヘンから移動しブレッド湖畔に宿泊した。
この時期は、日の出が遅く7時半を過ぎ、日の入りが早くなり5時半には暗くなり始めている。思ったように、朝夕の光景をカメラに収められていない。ブレット湖の朝はかろうじて朝日に染まる湖畔を撮れた。
ブレット湖では手漕ぎボートでブレット島へ行き聖マリア教会を訪れた。教会の素晴らしさより、島から望めるブレット湖の素晴らしさが印象に残った。
その後、「ボストイナ鍾乳洞」を観光し、夕刻「オパティオ」へ着いた。ここは、リゾート地として有名らしく、建物も街並みもそのような趣がある。
その日のうちにブログ記事をアップしたいとネット環境をフロントに尋ねてみた。すると館内では通信環境が無いという。海岸へ行けば無線環境があるという。真っ暗の海岸で、パソコンが使える訳も無く、諦めて一日遅れとなった。今夜は、部屋で無線LANが楽しめている。日本のニュース、メールの処理も出来て、助かっている。明日は、スプリット観光後、お目当ての「ドブロブニク」である。
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2012年10月21日

いざクロアチアへ!

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    ”ANA777ミュンヘン付近(10月19日)”

 一昨年、イギリス旅行をした時添乗員の女性に質問した。
「仕事を離れて旅行したい国は何処?」と。彼女は即答した。「クロアチアです。」と。
今回は、それを優先し、そして天草のホーガンご夫妻も一緒である。ホーガンご夫妻とは、昨年の11月末ご一緒した中欧5カ国巡りの時の約束で、実現した。
早朝5時自宅を出発して、成田空港での集合時間に滑り込んだ。途中で渋滞して気が気でなかった。定刻12時5分に離陸し、約12時間後にミュンヘンに到着した。5月末にも利用したところで有り、懐かしさもある。今回のツアーは24名と人気コースにしては少ないようだ。この事は添乗員のA嬢も口にしていた。
さ〜てどのような観光になるであろうか。天候は良さそうである。
   (スロベニアブレット湖付近のホテルにて、現地20日21時)


 
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2012年07月22日

ウィーン滞在記

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       ”ウィーン国立オペラ座”

 友人・知人からいつもの如く、催促をされていた。「ウィーンに行ったんじゃないの?」と。
写真の整理、ページを構成するとなると、連続した時間が欲しい。途切れ途切れにやっていると効率が悪く、加齢も手伝ってそれまでの作業を思い出すのに時間が掛かる。
正直、思い出にふけりながら整理をするのが、三度目の旅を楽しむことになるのだが、そのような事にはなっていない。何とか完成した。まだ、面白い話題もあるのだが紙面が許さない。その内、改訂をしようと思う。
最近は、アルバムの整理からテレビで投影し、家族で楽しむような傾向にある。それには、DVDに落として、動画のような編集をすると見映えも良くなる。時間を作ってそれにも取り組みたいと思う。四度目の旅を楽しむ事が出来るかもしれない。

  想いで紀行:http://m-harada.eek.jp

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2012年07月06日

カードが届く

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ウイーン滞在の時のホテルは、「ベストウエスタン系」のホテル兼ペンションだった。何故、これがペンションなのか判らない。
そのホテル系から、カードが届いた。「貴方を特別な客としてお迎えしたい」というようなメッセージが添えられていた。
マーケティング戦略で「顧客の固定化、差別化」は、キーワードである事はよく知られている。いろいろな企業で、プレミアムな顧客待遇をシステム化しているのは知るところである。私が利用している航空会社ANAも徹底している。言葉を変えれば、「くすぐり戦術」プライドに刺激を与えてくる。気分の悪いはずが無い。わざわざ、CAが席まで来られて「はらっち様、いつもご搭乗有難うございます」と声をかけてくる。
今回のこのカードは、それに似ている。ホテル選びに迷った時は、このカードを思い出してしまうだろう。術中にはまりそうである。
 
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2012年06月26日

特注旅行バック

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 数日前、「カバンが完成しました」と、「鞄工房510」オーナー後藤さんより連絡を頂いた。
直ぐに飛んで行きたかったのだが、都合が付かず今日になった。
工房へ訪れると、後藤さんに迎えて頂き早速に完成品と初対面である。
「果たしてどの様な井出達で、どのような表情で」と想像を膨らます。
「これですが、どうですか」と、手渡された。思い描いていたデザイン、出来上がりに自然と表情が崩れる。
海外旅行で山歩きが入る時は、「ニコン製のリュック」を、町歩きの時は「吉田のカバン」を持参するのが殆どであるが、両方とも大きさ、重さで一長一短があり、希望に見合うものを旅先も含めて探しているが見当たらない。黒田原に手作り鞄工房が有ると知って、お願いする事にした。
このカバンは旅行専用にと思い希望を出して作って頂いた。海外旅行へ出かけると、荷物は少なく、軽くが望ましい。いつも抱えるカバンとなると尚更である。
 仕様:横幅21cmx14cmのガイドブックが収まるポケット付き
    収納は、20cmのレンズが収まる事
    内側の材質は、布製
    全体は牛皮でアクセントに酒袋を使用する
    その皮は、軽さを犠牲にしない厚さである事
という大雑把なお願いをした。
略、希望通りのものが出来上がった。
「あらっ、カバン屋さんが出来そうね」と、納戸に吊るされた数多くのカバン類をみて妻が言う。カメラ用のカバンが多いのだが、捨てる訳には行かない。
それより、この新しいカバンを見ながら、ポケットにはどのガイドブックを入れようかと、悩み始めている。
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2012年06月01日

レイルジェットに乗る

ヨーロッパ内を旅行する手段の一つとして鉄道を利用すると便利で、いつも「ユーレイルグローバルパス」を日本で購入して出掛けている。今回は、ウイーンを離れてオーストリア国内を移動することは少ないのだが、それでも「ユーレイルオーストリアパス、3日間」を購入した。利用路線をその都度購入するのとそろばん勘定をすると、余り変わりなかったが、その都度購入する手間を考えてそのようにした。航空運賃がマイレージポイントの利用でビジネスクラスが無料ということもあり、鉄道は1等車クラスを張り込んだ。
 オーストリア連邦鉄道(OBB)のRJは、最上級の高速長距離特急列車と謳っているが、乗車すると確かに、満足する。

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 ファーストクラスの車内は、2列1列のシート構成が基本、足元もゆったりし、大きなテーブルが付いている。揺れも殆どない、揺れの一つとしてレールの継ぎ目も大きな原因の一つらしく、日本の新幹線は、斜めの特殊な継ぎ目を開発して採用しているが、OBBのレールを見ると、従来型の継ぎ方である。何故スムースで音が無いのか不思議だ。 

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 トイレは、通路の幅を残してそれ以外を使っている。広い。車椅子利用のマークに気が付かなかったが、兼ねているのかもしれない。このようなトイレを見た事がないので思わずシャッターを切ってしまった。

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荷物置き場も、しっかりと用意されている。

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 発車すると間もなくCAがメニューを持参して注文を取りに来た。その時に、チョコレートをテーブルの上に置いていった。軽食・食事、カフェも出来るような献立になっている。いつもカフェを注文した。料金は、リーズナブルで市中で飲食する価格と変わらない。
注文品が届くと一緒にドリンクをサービスしていった。

日本国内での移動は車になって、鉄道を利用する機会が少なくなり現状は判らないが、ヨーロッパの鉄道は魅力的である。

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2012年05月30日

ウィーンのトラム

ヨーロッパの各都市には必ずといって良いほど、路面電車(トラム)の活躍を眼にする。日本の一部の街に残っているあの都電であり市電である。
ウイーンには、旧都市を一回りする路線リンクとそれから放射線状に郊外に伸びていて、観光するには極めて便利になっている。
又、料金も旅行者に便利で格安な何種類かのチケットがある。フリーパス(Netzkarte),8日間パス、回数券、1週間定期券など種類が豊富で、滞在期間、利用日数、利用者数によて選ぶことが出来る。
今回は、8日間パス(€33.8)を購入した。このチケットは、トラムは勿論、バス、地下鉄、S−バーンに利用できて便利である。計算すると、1日当たり約400円程度で乗り放題である。

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   ”滞在したアーレンベルグホテル前に停車中のトラム”

 ホテルからは眼と鼻の先で、2番線、1番線を利用できた。リンクを一回りするには、乗継が必要になるが、約30分程度で旧市街を一周出来る。

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      ”市中を走る旧型トラム”

時間帯により本数は異なるが、日中は10分間隔である。停留所近くには、トラムが到着するまでの時間が表示されている。 

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   ”旧型トラム車内の光景”

乗車する時には、扉についている開扉のボタンを押すと開き、降りる時は、同じように扉についている降車用ボタン押して降車のサインをすると、停留所に停車した時に自動的にドアが開くシステムになっている。旧型車両は、乗降の段差も高く乗降客泣かせである。
交通システムは、トラムの運行が優先されて、一般の車両が前方をふさぐ事は無い。スピードを緩める時は、停留所と信号機だけである。渋滞する事無く定刻運行されている事も利用価値が高い。
ヨーロッパの市中で活躍しているトラムの姿が好きである。
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2012年05月28日

ウィーンのカフェ ザッハー

 ウィーンでは、カフェがやたらと眼につく。季節の良い時期は、オーニングを道路側に邪魔なほどせり出してカフェテラス営業をしている。店内よりテラスでカフェするのが当たり前で、恥ずかしがりやの日本人には、慣れるまでに勇気がいる。そういう私も、最初は戸惑いが有ったが、慣れると心地よさを感じるのは不思議である。
国立オペラ劇場近くに「ホテル ザッハー ウィーン」が有り、そのG階(日本で1階)に超有名な「カフェ、ザッハー」を眼にすることが出来る。この舌で眼で確かめようと入ってみた。(4日目の想い出)

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    ”ザッハートルテ(5月23日14時過ぎ)”

上品で如何にも高級車で来ました、というような人種がテラスを占領している。その内雨が降れば、貴方達は悲惨だよ、と心のなかで嫌味を言いながら店内に入る。
ガイドブックなどで眼にしている室内装飾は、ホテルの格式が知れる。店内も略満席で、入り口で待つと、若い女性が奥の席に案内をしてくれた。間もなく若いウエーターが注文を取りに来た。
「ザッハートルテと何にしますか」と決めて掛かっている。いつもの嫌味根性が頭を持ち上げる。「一つは、アプフェルシュトゥルーテル」をおくれ、というと怪訝な顔で遠くのショーケースを覗くようにして在庫を確認している。
「飲み物は・・・」と聞いてくる。「アインシュベナーとメランジェを」と答えを返す。

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    ”アインシュペナー(5月23日14時過ぎ)”

 アインシュべナーは、店によって陶器のカップに入れてくるところがあるが、あれは興ざめである。量が少ないことも気になるが。ここは、流石にたっぷりと生クリームを添えてある。舌を噛むような名前だが、どうみても日本のウインナーコーヒーであろう。

 案の定、雷と大粒の雨が降り始めた。テラスはオ-ニングで覆われ、サイドもガラスの囲いは有るが吹き込んでいる。それでも上質の顧客は我意に関せず、で雨を楽しでいるようにも見える。相手が一枚上手のようである。雨も上がり、近くのトラムに乗り込み国会議事堂へと向かった。
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2012年05月26日

ハルシュタット湖へ

 穏やかな湖面に写し出される新緑は、絵葉書そのものである。
昨晩の宿泊地ヴォルフガング湖より、バスと電車を乗り継いで11時過ぎに辿り着いた。昨年の12月に訪れた時は、陽も落ちて回りに雪と氷がある初冬で町全体を観ることはなかったが、多少、町並みは記憶に残っている。
このハルシュタト湖へは、団体ツアーで訪れには国道を利用するが、電車を利用して対岸の駅から船で訪れてみたいと思っていた。ガイドブックには、景色が素晴らしいと記されていたが、まさに、船で訪れないと味わえない景色がそこにあった。

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 電車が無人のハルシュタット駅に着くと、それを待つかのように対岸から船がやってくる。駅からは坂を100m程下ると小さな船着場がある。
ウイーンからは約3.5時間、ザルツブルグからは2時間ほどになる。船着場でご一緒した神戸から来たという若い女性二人組みもザルツブルグからというように、ザルツブルグから日帰りが多いと聞く。船着場で、自転車を持った初老の外人(ここでは現地人が正しいか)に声を掛けられた。
「ヤーパンか、何処から来たの」と踏み込んだ質問をしてきた。日本でも、知られていない県ランキングで45番程度の地名栃木を説明しても判らないだろうと、いつもこの手の質問には東京と答えている。
「3年前に、東京、福岡、仙台など一月掛けて行った。日本は、何回行っても素晴らしい」
外交辞令にしても嬉しい。仙台という話がでたので、震災の話を持ちかけようとしたが、詳しい話になると私の語学力では、薄っぺらの話題になるので触れないようにした。
船賃は、片道€2.4、リターン(往復)€4.8であった。最新版のガイドブックでは、€2.2と有った。この手の数字の間違いは多いので、いつも目安程度にしている。
乗船すると、船員が船賃を聴取する。約8分の船旅だが、その間は、殆どの乗船客は、カメラのモニターに写し出される景色でハルシュタットを観ることになる。

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 ガイドブック・パンフ等に載せられているハルシュタット湖の代表的な場所へ行ってみたいと思っていた。前回は実現しなかった。撮影し手を休めるのを待つように若い女性が声を掛けてきた。
「写真を撮って頂けますか」と少し違うイントネーションである。それを指摘されるのを避けるように、「私、韓国人です」という。話をすると、プサンに住み、日本が好きで独学、1年間東京で勉強したらしい。今回は、これに限らず多くの韓国人観光客の方とお会いした。
ハルシュタットの町は、それ程広くない。主要な所は、店も固まっている。
妻は、買い物・ウインドーショッピングをしたいという。撮影が目的の私と視点が違い、それぞれに動くことにして1.5時間後に、船着場で落ち合うことにした。
バスターミナルまで往復した。疲れては、ベンチに腰を下し、漠然と湖面を眺めて過ごす。途中でお会いしたプロの写真家竹沢さんも、広場の会談で腰を下ろしていた。先ほど話をしたばかりなので、声を掛けずに、船着場に足を運ぶ。14時50分発の船で、駅へ向かう。神戸から来られた女性達も、15時8分発の電車帰る、と言っていたが姿がない。
振り返ると、湖面にハルシュタットの町が写し出されている。新緑の季節に再訪して良かったと思う。
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2012年05月24日

ウィーン中央墓地、ベルベデーレ宮殿

今日は、天気予報通り雨になった。このような日は、出来るだけ歩く距離を、時間を短くする予定にしたいのだが、組み入れてしまった計画を変更できないので、已む無く強行した。
今日のメインは、ベルベデーレ宮殿上宮の「クリムト」「シーレ」作品を観る事である。

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ベルベデーレ宮殿の開館まで時間が有るので、トラムで「中央墓地」まで行った。いつもの事だが、長いドイツ語は、読むというより絵文字のように合わせて確認するしかない。中央墓地もその一つで一つ手前で間違えて下車するところであった。広大な墓地に驚く。入り口のガードマンに「ベートーベンの墓を見たいがここで良いのですか」と問いかけると、琴欧州を思わせるような体格の彼が「ここだよ、ところでヤーパンかね」と返ってきた。「昔、トキオ(東京のことらしい)に行った事があるよ」と嬉しそうな顔をしていた。雨の中を歩くと200mほどで、地図上ではこの付近と思われる場所32番に来たが、墓を確認するのに手間取り、時間ばかりが過ぎてゆく。近くに清掃作業中の男性に尋ねることにした。
「モーツアルト、ベートーベンの墓はどの辺ですか」
というと、「こっちだよ」と30m近くも歩いて、「ここから20m歩いた左側」と丁寧に教えてくれた。
モーツアルト、ベートーベン、シューベルトが扇状に位置し、その周りにもブラームス等著名な音楽家の墓が並ぶ。雨に顕花された花が無残な姿になっている。音楽好きの人には、時間を忘れてたたずんでしまうのだろう。 

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     ”ベルベデーレ宮殿上宮”

 もっと早い時間帯に来るべきだったと反省。門をくぐりチケットセンター入り口には長蛇の列が出来ていた。建物の中に入れず傘を差して並ぶには困りものである。
上宮の中に入ると、団体客も多く広い建物の中も狭く感じる。代表作「接吻」の展示スペースは、広く取ってあるものの、たたずむ人が多く、前に進めない。
12時、休憩を含めて館内のレストランで昼食を取った。比較的空いていて、庭園を眺めながら休むことが出来た。これから下宮を回って、リンク内の散策をする予定にしている。
ベルベデーレ宮殿訪問は、妻の今回の旅行目的といって良いほどで満足していたようだ。当分無理が利くかと思う。雨は、しとしとと降り続いている。
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2012年05月23日

ホイリゲ酒場マイヤー

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    ”入り口より酒場を見る(5月22日夕刻)”

 ベートーベンが滞在して第九を作曲したというホイリゲ酒場が、ハイリゲンシュタットにある。
ホテルからトラム、地下鉄を利用して30分ほどの距離になる。
ホイリゲ酒場は、「マイヤー」という。楽しみである。

地下鉄ハイリゲンシュタット駅を降りると、駅前には巨大な市営住宅が立塞がるように建っている。その建物を避けるように、ホイリゲが集合している地域に坂道を歩き続ける。
坂道の途中で老婦人に声を掛けられる。
「あんた達、酒場に行くのかい」とドイツ語で言っているようだ。こちらがガイドブックを見ながら歩いていて、心もとないと思ったのであろう。
「そう、ホイリゲを飲みに来たんだぜ〜」と英語で答える。
「マイヤーは、この先を右に曲がって、見えるよ」と言っているのだろう、言葉は理解できなくても指先方向で理解できる。
「ダンケ」と言うと、笑いながら我々を追い越していった。

マイヤーは、すぐに判った。
入り口を入ると、テーブルが並んでいる。既に二組8名ほどの客がグラスを傾けている。
イケメンの若い店員が寄って来た。
「二人の席ね、こっちへ来て、どこでもお好きなところへ」と言いながら、座布団を手渡す。
席に着くとまもなくさっきのイケメン店員がテーブルにやってきた。
「あんた達、ヤーパン? ようこそ」、日本人といってくれるのが嬉しい。
「妻は、余り飲めないんだけど、ゲシュプリーターある?」
「もちろんだよ、メニュー見て、好きなものある?」とメニューに指をさす。
「お勧めのワインはどれ?」グラスワインは、高いものでも€5〜6である。横には2011とある。
ホイリゲは、新種ワインのことを指すので、この程度なのかも知れない。ワインに疎いので判らない。
回りを見回しても、グラスを傾けているもののテーブル上には食べ物は見当たらない。チョット気が引けつつ「食べ物を注文してもいい?」と聞く。
「勿論だよ、美味しい物が沢山あるからどうぞ」とメニューを指すが、メニューには7〜8品位しか無い。
「じゃ〜、このカツレツとジャガイをおくれ、ソーセージは無いの?」
「いい選択だぜ〜、ソーセージは、向うのカウンターで選んで」

チョット待たされたが、ワインが届いた。まもなくわらじのようなカツレツと湯でたジャガイモが運ばれてきた。美味。ワインにも合う。
30分ほどすると、場内は多くの客で賑やかになってきた。1時間ほどで店を出る事にした。
「クレジットカード使えるかい?」とイケメンの兄ちゃんに聞くと
「OKだよ、PINコード、サインどっち?、PINコードなら、こっちへ来て」と店内へ導く。

夕刻7時といっても陽は落ちていない。盛り上がりはこれからだろう。団体で来て、わいわいやるのも良いが、静かに雰囲気を味わうのも又、良し、である。
posted by はらっち at 13:21| Comment(4) | TrackBack(0) | 海外旅行