
某国の大統領が、日本で某国の車が売れない、それは貿易障壁が高いからだと大きな声を出している。確か第一次の時も同じようなことを言っていたような。某国からの自動車の輸入関税は0%で障壁にはならないはずだが、安全基準などが厳しすぎるという。最近の友人とのカフェタイムでは、「そもそも、日本人が乗りたい車が某国車にある?」と友人がいうが異口同音だ。最近の輸入統計では、輸入車の販売比率は、90%が欧州車で約4%が某国車だ。時々、市中で見かけるのはJEEPくらいだ。
「顧客が欲しい商品を開発し販売する、買って頂くポリシーが無いとだめじゃないの、欧州車の様に右ハンドルの車種は幾つあるのよ、日本の道路にあった車幅の車になっているかい」と友人は熱弁をふるう。某国の道路事情にあった車種をそのまま日本に輸出しても、拘る人を除いて一般ユーザーには購入動機を見つけることは不可能だろう。大国の大統領が防弾使用の専用車に乗車している限り、日本の一般ユーザー志向の車種を造れとは国内メーカーに言うことできないだろう。某国内販売台数比率を見ると、10位以内にかろうじて1社ある。
「某国国内で売れない理由は何?、安いからは昔の話だよ、ユーザーニーズに合っていないんだよ」と、熱弁が吹き返した。
グランドサークルへ友人と撮影旅行へレンタカーで3000q走った時、モーテルで日本車のオーナーに声を掛けた。「日本車ですね」「カナダから来ているのだけど、日本車は快適だよ、故障しないしね」と嬉しいことを言ってくれたことが記憶に新しい。