
" シアトル旧セーフィコフィールド球場(2016年12月9日)”
今日は、MLBのオールスターゲームが有った。日本人の選出者は、大谷翔平選手と千賀航大選手の二人、球場は、シアトルT・モバイルパーク(旧セーフィコフィールド)。2016年の冬に訪れた時は、シーズンオフで球場周辺は静かだったが、壁面にイチロー選手が最多安打を記録した時の雄姿が大きく飾られていて感激したことを思い出す球場でもある。
先日、野球好きの知人との会話、紙上にイチロー氏の発言として、「MLBは大雑把な野球になってしまっている」というような意見が掲載されていたことに、同じ思いをぶつけ合った。MLBの野球を知るには、テレビ中継されているエンゼルス戦が殆どだが、いつもたんぱくな試合運びへの不満を感じている。戦略が選手層であれとすれば、試合運びは戦術になろうかと思うが、その選手の力量・特徴を活かして采配せず監督・コーチ陣の不在ともとれる苛立ちを知人も感じていた。「今の状態は、俺でも監督務まるよ」と云い過ぎともとれる会話に終始。
40年前頃だったろうか、NBLの金満球団は、メジャーリーグの春のキャンプへ視察に入ったり、現地でキャンプインし、ベースボールの知識・技術などを習得して野球を強くしようと試みてきた。MLBは球団数が増えて、実質レベルが低下したとも云われている。又、選手の30%がラテン系らしいが、アメリカ生まれのラテン系を含めるとその比率はもっと多くなる。淡白な性格が影響してるとも云われている。データ野球が戦術に活かされていないともいう。しかし、エンゼルスの成績は芳しくないが、大谷翔平選手の話題で持ちきりだ。是非、ホームラン王を取って欲しいと願っている。