那須鹿の湯は、須観光協会、那須湯本温泉神社の近く湯川に沿ってある。
駐車場から眼下を見ると、鹿の湯、湯本温泉民宿街が一望できる。

”鹿の湯(9月6日)”
源泉温度は、63~80度と高く41度、42度、43度、44度、46度、48度と六つの浴槽をから好きな温度を利用できる。400円を払って脱衣所に足を踏み入れると浴室全景が一望できる。
私は、43度でギブアップするが、砂時計を片手に46度〜48度に入る人を見かける。浴槽近くで一息入れている人は湯に浸かった所の肌色が明らかに赤く染まり違う。熱いはずだ。
この鹿の湯が発見されたの630年頃らしい。日本では32番目、栃木県では最も古いと言われる。
硫黄泉(単純硫黄泉、硫化水素泉とも言う)だが、独特の匂いを嫌がる人もいるが、温泉らしいともいえる。

”那須観光協会前駐車場より「お初新道」へ(9月6日)”
鹿の湯へは、殺生石前を右折して鹿の湯駐車場へ車を置いて利用することも出来るが、那須観光協会前の駐車場か歩いて行く事もできる。この道は由緒あるもので、「お初新道」とも言う。初代松川屋のお内儀「室井はつ」氏が私財を持って作ったと聞く。昔は人力車も通ることが出来たようだが、今は、段々の細い道に変わっている。

”温泉神社前足湯(こんばいろの湯)9月6日”
室内の左右の浴槽に6名づつ計12名ほどが利用でき、外にも掛け流しの足湯があり、15名〜20名ほどが利用できる。
「こんばいろ」とは、地元の人が「カタクリの花」の事を言うらしい。温泉神社境内にもカタクリの花を見ることが出来る。温泉施設では、「温泉分析書」を掲示することが義務化されているが、ここには、許可書は掲示されているものの、それがない。足湯には適用されないらしい。
観光協会へ行くと、必ず立ち寄ることにしている。無料とは嬉しい。