2023年05月13日

掃き溜めにつる?

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      ” 庭の植木棚近くのクレマチス(5月13日)”

 18年前の移住後から数年、庭の一角に3種類のクレマチスが華やかに彩りを添えていたが、突然として姿を消した。その後、その姿を追い求めてテッセンを含めて数種類、庭や鉢物で復活にトライしてきたが、何が原因か判らないが長続きしていない。今年は昨年購入した苗が何とか鉢の中で育ち、期待を持たしてくれている。
 知り合いのお宅では、ウッドデッキの囲いに沿って太く育った茎が多くの花を付けている光景は羨望の眼差しだ。「特別何もしていませんよ」とのコメントも身に染みる。
 その様なマイナスイメージの我が家のクレマチス事情だが、今年、何故か植木棚の支柱の脇に元気な姿を現した。十年前に姿を消した品種だ。種を蒔いた訳でもなく、苗を植えた訳でもない。理由は判らないが「掃き溜めい鶴」「鶴の恩返し」とでも受け止めておこうと思う。
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2023年04月17日

セロジネの開花

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" Coel.memoria mmicholifz (4月16日)”

 一時期より洋ランの数も少なくなった。冬場は、室内大型温室で育成しているが、蘭の種類により育成温度、湿度、日照時間・照度も異なる等難しい。経験豊富な愛好家の方達は、いろいろと工夫をされていると聞くが、それ程熱意が高い訳でもないので適当さが良い結果を生まないのかもしれない。1月にカイガラムシ対策で、未経験のスプレー式の殺虫剤を使用したら、合わなかったようで株を大分痛めてしまった。その中で、セロジネ(Coel)が開花している。セロジネにはいろいろと種類があるようで、この種類は茎丈が30pある。茎丈の高い種類は、室内温室では場所を取るので好まないが、温室からだして室内温度で管理できるこの季節の開花は嬉しい。
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2023年03月19日

キクザキイチゲは慎ましやかに彩を添える

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" キクザキイチゲ(3月19日14時頃)”

 三寒四温の最近だが、今日の日中は気温も上昇し春の訪れを肌で感じる。植木棚、庭への水やりをしていると庭石付近のショウジョウバカマに寄り添うように開花間もない白花を見つける。キクザキイチゲだ。茎丈は2cmといったところ。この花を植えた記憶はないのだが、昨年は数多く芽を出して花を付けてくれた。2輪ほど見つけたが周囲には、いくつか開花待機状態の芽を見つける。イチゲは「イチリンソウ属」の仲間だが、種類も幾つかるある。キクザキイチゲと思っているがアズマイチゲとの区別には自信が無い。セツブンソウも終わってクリスマスローズだけという寂しい庭に、新たにイチゲが慎ましやかに彩を添えている。
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2023年03月07日

セツブンソウは今年も楽しませてくれる

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     ”庭のセツブンソウ(3月7日12時頃)”

 我が家の庭石の陰にセツブンソウが咲き始めて10年近くなるだろうか。鹿沼市在住の従兄に分けて頂き移植した。記録を見ると、3年前は2月の20日頃、一昨年、昨年は3月初めとあるので、平年並みの開花ということになるだろうか。殆ど日が当たらない場所ということも有るだろう、茎丈は2〜3p低い。毎年、撮影のために芽が出る前に桐生砂を敷き詰めて、雨の跳ね上がりによる花弁に汚れが付かないようにしている。今年は、開花してから雨が降らないので、跳ね上がり対策をしなくても汚れは無かったはずだ。花数も毎年少しづつ増えているように感じる。今週末までは楽しませてくれそうだ。
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2023年03月03日

今年は開花期間の長い福寿草

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     ”福寿草(3月3日)14時頃 ”

 「福寿草の里喜多方市沼の平」から譲り受けた我が家の福寿草、元気に開花をしている。過去に福寿草を植えてことがあったのだが、3年ほど過ぎると姿を消すという嫌な思い出があり、不安は絶えない。今の福寿草は、2020年に移植したもので3回目の開花で一つ峠を越えた。リスクヘッジで2か所に分けて植えている。両箇所とも元気だ。今年は、南面のものは2月初めに開花したので、一か月を過ぎようとしている。開花時期が長い。途中、気温が下がった時期があったので、花には休息期間となりそれが開花時期を長くしているのかもしれない。
 福寿草は、『福」の名前の通り縁起物として重宝する人も多いようだ。全国には、北海道、本州、四国・九州と自生する場所によりそれぞれの品種があるようだ。我が家の福寿草は本州自生種「ミチノクフクジュソウ」になる。茎丈が低い時の開花姿が好きだが、日が経つにつれて伸びてくる。この姿は余り好まない。今はその姿に近いが、それでも庭に花の姿が乏しい時期、存在感を示している。
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2023年01月19日

セロジネは思い出の蘭

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" 洋ラン(セロジネ、メモリア 1月18日)”

 セロジネは、開花サイズが2種類、株分けした小鉢が3体ある。このセロジネには思い出があり、洋ランの第一人者故江尻光一氏が手塩に掛けて国内に愛好者を増やしたといっても過言ではない。現役中にお使いのカメラを通してお近づきをさせていただきいろいろと逸話を伺った。「今度、ネパールの山麓へ行きませんか」とお誘いが、「あの寒い地域に何故?」と疑問を頂いたが、セロジネの生育地の一つで有ることを知らされた。現役中は長期休暇も儘ならず惜しい機会を逃していた。
 そのセロジネだが、品種も多くある。私は、バルブの大きな純白の花をつける品種が好きだ。昨年の秋にも開花したが、新年早々又楽しませてくれている。何とか、無事生育し大株になることに期待だ。
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2022年11月10日

秋・冬の蘭開花始まる

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     ”デンドロビューム(カシオープ)11月10日 ”

 愛好家失格の烙印だ。今朝、室内温室の水あげを始めると、窓側に位置している蘭が開花していた。満開になるまで気が付かないとは、愛情が薄い証拠を突き付けられたようだ。開花していたのは、デンドロビュームの「カシオープ」とミニカトレヤの「リップサービス」だ。昨年より20日ほど早い。10月に気温が下がりそれが開花を早めたのかもしれない。冬に向けてカトレア系の開花を期待である。
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2022年08月24日

キレンゲショウマが咲く

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   ” キレンゲショウマ(8月24日朝)”

「キレンゲショウマ」が我が家にやって来たのは2019年の6月だった。Iさんの庭にあるものを分けて頂いた。毎年、株を大きくして楽しませてくれている。しかし、例年、9月10日頃の開花なので今年は半月程早い。夏の天候不順の影響だろうか。
 「キレンゲショウマ」は生育地も限られ希少な花で絶滅危惧種にも指定されている。花言葉は「幸せを得る」「秘密の想いで」。レンゲショウマと間違えるような名前だが、花の形はどう見ても似ても似つかないが、葉の形が似ているからという。比べてみようと庭に出てみたが、レンゲショウマの葉が落ちていて叶わなかった。花の形ももう少し開いてくれると良いのだが、こればかりは叶いそうに無いようだ。
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2022年08月23日

我が家の庭は秋の装いへ

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      ” ホトトギス (8月23日)”

 今年の夏は雨が多く、例年と違ったスケジュールで草花が育っているようだ。しかし、例年と同じ歩みをする草花も多い。我が庭には、シュウメイギク、トガクシショウマ、キレンゲショウマ、そしてホトトギスが開花している。ホトトギスは何種類か植えたのだが、いつの間にか限られた種類になってしまった。頂いたジョウロホトトギスがあるが、背丈が高く大ぶりで可愛さがなく庭の片隅に追いやっている。
 ホトトギスは、その模様が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから命名されたと聞く。まじまじと実物を見た訳ではなく、そのようなものかと軽く理解している。千利休が「茶花は野にあるように」というが、ホトトギスも茶花の一つである。我が家のホトトギスは、背丈が30p程度で好きなのだが、繁殖力のすさまじさに好感度も割り引かれる。この花の開花を見て、都会の残暑と違って高原は初秋に向かっているようだ。
 
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2022年07月19日

ヤマユリが満開

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     ” 庭のヤマユリ (7月18日)”

 那須町のヤマユリの群生地として有名なのは、県道17号線(別名那須街道)の赤松林内であろう。今、満開だ。我が家にもヤマユリが増え続けているが、満開である。庭一面に百合の香りが蔓延しているが、どうもこの香りが苦手だ。切り花にして花瓶で楽しむことは皆無だ。しかし、夏の風物詩としてヤマユリは欠かせない。手を掛けなくても、来シーズンも姿を見せてくれることだろう。
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2022年05月29日

平年並みにロニセラ開花

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” ロニセラ(5月28日)曇り ”

 夏の陽ざしがやって来た。昨日の日中の車載温度計は25度を指していた。この時期は湿度も低く爽やかな風で暑さを感じない快適さだ。我が家近くの那須街道は大渋滞を起こしている。コロナ対応が緩和されたことも誘因の一つだろう。ツツジ、シロヤシオの季節は既に終わっているので、新緑が楽しみだろうか。
 我が家では、シャクヤクが開花中でロニセラが咲き始めた。例年の開花時期と照合すると略平年並みの時期。スイカズラが欲しくて購入したのだが、花の形はそれほど華やかでは無いが緑色と合っていて気に入っている。橙色が終わると紫色が開花する。大分橙色に勢力を侵されているが、これも楽しみである。初夏の訪れを報せるロニセラの開花である。
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2022年05月22日

芍薬の季節到来

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   ”芍薬(コーラムチャーム)5月19日 ”

 我が家の庭には、6種類の芍薬(シャクヤク)が育っているが、先陣を切って「コーラムチャーム」が咲いた。6種類の内で色合いが最も好きな花である。4年ほど前に根きり虫にやられて枯れて2代目だ。今朝は、雨に打たれて花びらを固くしていたが、それ程開花期間が長くなく、もう見納めかもしれない。来年に向けて剪定とお礼肥しが欠かせない。
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2022年05月12日

伝統の美花牡丹

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    ” 上:恵比寿 下;白翁殿 (5月12日)”
 我が家の牡丹2種が咲いた。牡丹は、日本各地で牡丹園と名前が付くほど好まれている。発祥は、中国の山岳地のようだが、元禄の頃出雲の住職が持ち帰り日本に広まった。伝統的な植物として屏風、襖、着物や漆器の絵柄など様々な美術品のモチーフとして愛されている。
 庭の白翁殿は8年前、恵比寿は3年前に植えたものだが、恵比寿は7輪も花を付けた。花後の剪定m芽かきも上手く行ったのかもしれない。又、牡丹、シャクヤクは肥料喰いと云われる。肥料も的確だったのだろう。しかし、牡丹は楽しませてくれる日が短い。美人薄命を地で行っているようだ。この後はシャクヤクに期待である。
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2022年05月08日

オダマキが咲き始めた

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" オダマキ (5月8日16時頃晴れ)”

 気温上昇と共に草木が元気になり、花を咲かせて庭に彩を添えてくれるのは嬉しいのだが、蔓延るスギナ、地縛りは根が深くショベルで取り除くのも厄介だ。牡丹や芍薬の蕾が日々膨らんでいる。
 我が家の庭にはオダマキ深山オダマキ、西洋オダマキと4種類ほどあるのだが、西洋オダマキの一種が先陣を切って開花した。恥ずかしいことに名札が風に飛ばされて判らないが、「ブラックベリー」かもしれない。正直、西洋オダマキより和の深山オダマキの方が楚々として好きである。

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2022年04月13日

初夏の陽気に草花も開花を急ぐ

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  ” キクザキイチゲ(4月13日)”

 ここ数日初夏の様な陽気になっている。庭や鉢物の草花達が、その陽気に乗り遅れまいと急ぎ開花し始めた。
庭の片隅の桜、鉢物のみゆき桜、西洋カタクリ、イカリソウ、イチリンソウ、水仙、そしてキクザキイチゲ達である。鉢物の草花も年数の経ったものは、植え替えをした。シャクヤク達は元気に育っているが、心配していたヤマシャクヤクも小さな蕾をもってすくすくと育っていることは嬉しい。昨年は、この手前で枯れてしまったので日々観察が必須だ。何種類かの草花が芽を出していないが、冬の時期の水やりを間違えたのだろう。明日から今日より10度も気温が下がると予報している。急激な温度変化には蘭系統は苦手だが、それなりに対策をしておいた。
posted by はらっち at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) |